TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

中村NPhA会長「分業の効果アピール必要」

2015年05月26日 (火)

無資格調剤、薬剤師機能の整理を

日本保険薬局協会第12回定時総会

 日本保険薬局協会(NPhA)は20日、都内で第12回定時総会を開催した。中村勝会長は最近の調剤業務をめぐる社会的な批判を受けて、20年来の医薬分業の目的や歴史に触れ、“非分業”時代に比べ医療費における薬剤費の削減、薬価差益の圧縮など、分業による効果が評価されていないことを強調した。

 中村氏は「医薬分業の目的は、医薬品の適正使用、飲み合わせ等のチェックなどによる(医薬品使用の)適正化、他に財政上の適正化であった。当時の外来の医療費における薬剤費は3割程度であったが、現在は高薬価の医薬品が登場する中で、22%程度で推移。金額では2兆円程度の削減になっている。また、薬価差益もかつては20%近くあったが、いまは8%程度にまで縮小し、適正な薬価差益というところまできている。これらが適正に評価されていない」と指摘。“分業の効果”を今後強くアピールしていく意向を強調した。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術