薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は5月28日、ギリアド・サイエンシズのC型慢性肝炎治療配合剤「ハーボニー」など7品目の承認・一部変更承認を審議し、了承した。ただ、審議予定だった大塚製薬工場の「オラネジン消毒液1.5%、同消毒用アプリケータ10mL、同25mL」、大鵬薬品の「ゾシン静注用2・25、同4・5、同配合点滴静注用バッグ4・5」については、委員の利益相反等が理由で定足数が不足し、議決できない状況となり、審議が行われなかった。厚生労働省は「承認に影響が出ないよう、臨時部会を開くなどして対応したい」としている。
▽ハーボニー配合錠(ギリアド・サイエンシズ):レジパスビルアセトン付加物とソホスブビルを有効成分として含有する新医療用配合剤。ジェノタイプ1型のC型慢性肝炎、C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善を効能・効果とする。
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