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【東大グループ】ADHDの薬物治療効果予測、客観的な指標を開発

2015年6月4日 (木)

 東京大学こころの発達医学分野の研究グループは、注意欠如多動性障害(ADHD)の小児が内服する塩酸メチルフェニデート(MPH)の長期的な効果を、脳機能を簡便で安全に図れる光トポグラフィー(NIRS)で予測できる可能性を見出した。内服前に比べてMPHを1回服用した後のNIRSの信号が高いほど、同剤を1カ月継続して内服した治療効果が高いことが分かった。

 MPHは、ADHDに罹患する小児の約70%で症状が改善する効果があるといわれている。しかし、副作用として食欲低下や睡眠への影響があり、小児の成長に影響をもたらす場合があるとされ、効果のない患児の内服はできるだけ減らしたいという考えもある。一方、MPHが有効な場合でも、依存性や副作用を懸念し使用を避けることで、症状の改善が図られないという問題も生じている。そのため、継続的な内服の前に薬物治療の効果を予測するための客観的な指標が求められていた。


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