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バイオジャパン2007が開幕‐オープンイノベーションに拍車

2007年9月19日 (水)

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開会式
開会式

 日本最大級のバイオ産業イベントである「バイオジャパン2007」が19日、横浜市のパシフィコ横浜で開幕し、今日21日まで開催される。日本と海外18の国・地域から403の企業・団体が新製品や新技術などを出展し、セミナーでは抗体医薬やRNA干渉など最先端の創薬技術や今後の製薬・バイオ産業の方向性などを第一線の経営者、研究者を講師に迎え議論される。初日の基調講演では、医薬、エネルギーなどの多くの分野で、バイオ技術によるイノベーションの進展がみられ、イノベーションが国際競争力につながっていることが指摘された。

 副題は「バイオの世紀、オープンイノベーションの発想で」。開会式では、同組織委委員長の原田宏氏が主催者を代表してあいさつに立ち、「外部からシーズ、テクノロジーを導入し、資産化していくオープンイノベーションが大きな社会的価値を生むことが実証されている。一企業の枠を越えた取り組みがイノベーションを推進する」と述べ、今回を契機とした取り組みの広がりに期待を寄せた。

 ライフサイエンス推進議員連盟の尾身幸次前財務大臣が来賓として出席し、「バイオインダストリーは、日本を含め将来性が大きいにもかかわらず、現実のものとなっていない」と話し、特に新薬開発体制の遅れを指摘。「治験、承認にめちゃくちゃ時間がかかっている。国全体のポテンシャルのわりには成果が出ていない。遅れている政策的枠組みを作り直し、世界に競争していける体制を1日も早く作りたい」と、政治の側から支援していく姿勢をアピールした。

 19日に行われた基調講演では、RNA干渉技術による創薬を行う米国のバイオベンチャーであるアルナイラムのジョン・マラガノアCEOが、化学品よりバイオ技術による医薬品の承認が米国で増えてきていることや、ファイザーなど巨大企業もNo.1バイオ企業を目指す動きを見せていることを挙げ、バイオ医薬の中に成長のカギがあるとみていることを紹介。

 その上で同社が、内外の大手を含む数多くの企業とアライアンスを進め、新技術と共に資金調達を確保し、成長につなげてきたことを強調した。

 内閣特別顧問の黒川清氏は、世界の貧困や環境問題、疾病などの課題に対し「バイオ技術がどんな役割を果たすか。イノベーションが世界の中のキーワードとなっている。イノベーションが国の競争力と同義と認識されている」と指摘。「今、イノベーションがお経のお題目のようよに唱えられているが、行動が伴わないといけない」と述べ、第5の革命といわれるITとネットワークを駆使し、自らの弱点を最適なパートナーと提携することで、需要に応える技術・サービス・製品を作り出す、スピードをもった事業展開が必要だと訴えた。

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