◆治験を支えるCROとSMOは、もはや医薬品開発においてなくてはならない存在となった。製薬企業が“丸投げ”する時代で、彼らが主役になりつつある。リソース確保だけではなく、将来を支える人材づくりも待ったなしの状況だ
◆国際共同治験への対応はチャレンジである。国内は治験のコスト高が課題に挙げられており、効率化が必要。一つのプロジェクトで世界各地域が症例数を争い、結果次第では「日本なしでグローバル治験」という状況にもなりかねない
◆日々進化するサイエンスやテクノロジーとも向き合っていかなければならない。癌や稀少疾患、さらには再生医療へとつながる有効性・安全性データをいかに評価していくか。大量のデータから得られた知見を、目的に応じて活用していく“ビッグデータ”への対応力も重要になる
◆グローバル、進歩する医学や科学技術、そして最も忘れてはならないのが「患者」という視点だ。製薬企業が歩いてきた道を歩くのではなく、CRO・SMOが自分で道を作っていかなければならない。
CRO・SMOが歩む道は
2015年06月15日 (月)
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