佐藤製薬は、ユンケルブランドのビタミン剤シリーズの新製品として、繰り返す腰痛や神経痛、しびれ感、肩や首筋のこり等に優れた効き目の内服薬「ユンケルB12アクティブα」(第3類医薬品)を22日から新発売した。末梢神経の機能を整えるメコバラミン(活性型ビタミンB12)のほか、コンドロイチンを高用量配合しており、慢性痛につながる体の痛み等を同時に抑制する。
滋養強壮・肉体疲労に向けたユンケルブランドの製品群は、ユンケルドリンク剤シリーズと共に、ユンケルのビタミン剤シリーズも展開している。
腸管からの吸収に優れたフルスルチアミン塩酸塩(ビタミンB1誘導体)や各種ビタミン群配合で、つらい腰痛・肩こりや眼精疲労を改善する「ユンケル1・6・12EX」や、天然型ビタミンE・C・B12を配合して肩こりや手足の冷え、しみ・そばかす等に効く「ユンケルEC」「ユンケルECプラス」、天然型ビタミンEやビタミンB2酪酸エステルが体内の血行を改善して、女性に多い肩や首筋のこり・月経不順等に効く「ユンケルEナトール」などがあり、新たな製品を加え、より生活者ニーズを捉えたビタミン剤シリーズが充実した。
「ユンケルB12アクティブα」は6錠中に、メコバラミンを一般用医薬品の最大量である1・5mg、軟骨組織中に存在し、弾力性や保水性を与える役割をしているコンドロイチン硫酸エステルナトリウムをビタミン主薬製剤の基準最大量900mg、さらに末梢の血行を促進する酢酸d‐α‐トコフェロール(天然型ビタミンE)10mg、老廃物の代謝を促進して体内でのエネルギー産生に重要な成分として働くL‐アスパラギン酸マグネシウム・カリウム200mgを配合。
これらの有効成分が、慢性痛につながる三つの原因となる「骨同士の刺激による痛み」「末梢神経負傷の痛み」「こり圧迫や筋肉疲労からくる痛み」――を同時に抑制し、つらい腰痛、肩・首筋のこりなどに効果を現す。成人(15歳以上)1回2錠を1日3回、食後に服用する。税別希望小売価格は60錠(10日分)3280円、120錠(20日分)5800円。
同社では「外用剤や鎮痛薬で対処している方の腰痛や、入浴しても患部の痛みが取れない方、肩こりや首筋のこる患部を揉んでも楽にならない人にお勧めの医薬品」としている。