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薬局は健康へ導く手助けを

2007年09月26日 (水)

◆最近、身の回りで病院の世話になる人が相次いだ。手術が極めて難しいと宣告された肺癌患者や、脳血管が梗塞を起こしてICUに担ぎ込まれた老人などだ
◆人間に限らず生命体は、絶対にいつか、何らかの理由で死を迎える。理解に苦しむ自殺志願者を除けば、先天性・後天性の難病や不治の病に罹ることもあるが、ほとんどの一般の人たちは、健康に過ごして天が定めた寿命を全うし、老衰で穏やかに、かつポックリと逝くことを願っているのではないだろうか
◆不規則な生活、偏った食事、連日の深酒にタバコまでスパスパと吸っているような、怠惰な生活を送っている輩に限って、いざ病に罹ると健康を返してくれと泣き叫ぶ。自らの行動が招いた結果なのにである
◆天寿まで健康であり続けるためには、自らの意思による正しい生活習慣を実行しなければならない。しかし、いかに正しい生活を送っていても、時にはカゼをひくなど、健康を害することは避けられない
◆その時に、健康へ導く手助けをするのが、セルフメディケーションを担う薬局であり、薬剤師である。全国民は不可能だが、より多くの人々を健康のまま、あの世に送り出せるような仕事をしてほしい。



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