日本薬剤師会は、今年4月に公布された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて、会員が臨床・疫学研究を実施できるようにするための体制整備に乗り出す。日薬内に「臨床・疫学研究倫理審査委員会(仮称)」を設置し、内部で行う調査研究だけでなく、薬剤師からの倫理審査の申請に対応するほか、倫理審査を申請する前段階の相談対応や審査委員の育成などに資する研修の企画などを行う。
新指針に則した臨床・疫学研究を行うための体制整備は、29日に開かれた都道府県会長協議会で、「臨床及び疫学研究に関する倫理審査に関わる検討委員会」(大森栄委員長)の検討状況を担当役員の宮[山+竒]長一郎常務理事が説明した。
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