日本私立薬科大学協会は、第100回薬剤師国家試験問題検討結果報告書をまとめた。受験者全員が正解扱いとなった不適切問題と補正対象問題が計14問と例年に比べ突出して多かったことにより、学生が自己採点の結果で就職を辞退するなど、混乱を来したことを指摘し、事前の問題精査や出題傾向の改善などを厚生労働省に求めた。
報告書では、今年2月28日と3月1日に実施された薬剤師国試の合格率について、「昨年に引き続き、極めて低い結果となった」との認識を示した。
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