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厚生労働省の社会保障審議会統計分科会は、3年に一度、全国の医療施設の実態を詳細に調べる医療施設動態調査で、薬剤師が入院患者に行う薬剤管理指導回数や、癌疼痛緩和などに用いる医療用麻薬の処方の有無について、新たに調査することを決めた。調査は来年度に実施される。
これまで、病院内の薬剤師業務は統計的に把握されていなかった。また、がん対策基本法で緩和ケアの推進が盛られていることから、医療用麻薬の使用実態も把握することにし、これら新しい調査項目を追加することにした。来年度調査では9月中の実施状況を調べる。
このほか生活習慣病対策で、来年度に保険者による健診・保健指導が義務化されることに伴い、健診・保健指導の実施の有無と、保険者からの委託によるものかどうかも新たな項目に加えた。
医師不足問題では、病院に対し、診療科目の医師数や院内保育施設及び子育て支援制度の状況など、病院及び一般診療所に対しては分娩に携わっている医師数を追加。今後の対策に役立てる。
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