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武田薬品は、11月6日から内服薬「アクテージSN錠」を新発売する。 「アクテージSN錠」は、同社が開発したビタミンB1誘導体「塩酸フルスルチアミン」、末梢神経修復に関与する「メコバラミン」と、そのはたらきを助ける「葉酸」を配合。「肩・首すじのこりや痛み」などの辛い症状に効果を示す。SN錠のSNは、Shoulder(肩)とNeck(首)の頭文字を取ったもの。肩・首のコリや痛みの症状を有する患者を対象とした臨床試験も実施され、有効性と安全性が確認されている。
武田薬品では、20060歳代の一般の男女765人を対象に、インターネット調査を行った結果、4人に3人が肩や首筋にコリや痛みを訴えていることが分かった。さらに、有訴者の約50%は深刻な状況で、特に女性にその傾向が強かった。
その対応方法としては、外用剤の使用(44・3%)が最も多いが、辛い症状で悩んでいる人は内服剤を併用する可能性が高いことから、同剤の開発に至った。
店頭展開では、フルスルチアミン配合の「アリナミン」ブランドは疲れ、「アクテージ」ブランドは痛みを対象に差別化を図り、症状に合わせた顧客への推奨を啓蒙する。また、痛みの部位によって薬剤選択をしやすいように、膝・関節の痛みの「アクテージAN」と共に、店頭でのアクテージブランド一体陳列化を目指す。
マスコミ広告は、「首すじまできてしまったコリにタケダのアクテージSN錠が効く」をコンセプトに、女優の真矢みきを起用。11月中旬からテレビCM・新聞などを中心に展開していく。
価格は、アクテージSN錠42錠3129円、84錠6174円。
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