日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は4日の会見で、今年1年間の活動報告を行うと共に、今後の事業計画などを発表した。青木桂生会長は今年1年を振り返り、「JACDSにとって非常に大きなことがあった」とし、松本南海雄名誉会長が春の叙勲を受章したことを挙げ、「大きな節目であり、われわれが今後、新しい時代を迎えていく証だ」と語った。また、急速に進展する高齢化の問題にも言及し、「ドラッグストアが大きな役割を果たす時が来たのではないか」との考えを強調した。
青木氏は、日本が現在、世界に類を見ない高齢化の時代を迎えている点に触れ、「あと数年経てば認知症患者が700万~800万人になるといわれている。また、65歳以上の高齢者数は、2013年には人口の25%だったが、2023年には人口の3分の1にまで増加する」ことなどを指摘。「ドラッグストアの数は現在、約1万9000軒で、7000~8000人に1軒のドラッグストアがある。急速に進展する高齢化社会の中でドラッグストアが大きな役割を果たす時が来たのではないかと思っている」とした。
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