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アルフレッサホールディングス、シーエス薬品(名古屋市)、丹平中田(大阪市)の3社は12日、セルフメディケーション事業体制構築に関する合意書を締結した。アルフレッサホールディングスの渡邉新社長は13日の決算会見で、丹平中田の再建策を1月までに固めて早期に実施し、内部管理強化と営業力強化を図る方針を示した。丹平中田の経営体制が強化されればアルフレッサグループに加わり、その後にシーエス薬品との統合も検討する予定で、セルフメディケーション卸売事業の構築を加速する考えだ。
今回の事業体制構築について、渡邊社長は「丹平中田の経営陣がまじめで熱心であることや、大手ドラッグのほとんどと取引している強みを持っていること、シーエスとの得意先重複がないことなどが提携する理由だ」と述べた。
アルフレッサグループにおけるOTC等のセルフメディケーション卸売事業新体制は、シーエス薬品(事業規模900億円)を中心に、明祥(60億円)、琉薬(50億円)、今回の丹平中田(1300億円)、業務提携しているモロオ(80億円)や日本アクセスの6社で構成されることになる。渡邉社長は、「さらに友好卸とも手を携えていきたい」と、同事業の拡大を目指す考えを述べている。
OTCなどの卸売を主要事業とする丹平中田(岸本順一社長)は、関東と関西を営業エリアとし、従業員数594人、2006年9月期の売上高は1270億4900万円。
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