日本CRO協会は、会員30社の2015年総売上高が、前年比6.6%増の1529億円で過去最高を更新したと発表した。植松尚会長は3月29日に都内で会見を開き、総売上の推移について「ほぼ予測通りの増加」との認識を示した。来年の総売上高は8.9%増の1666億円を予測しており、「順調に伸びている」と市場が拡大基調にあるとの見方を示した。
領域別に見ると、医薬品開発関連業務の売上は11.8%増の1417億円。非臨床試験CROの会員が分社化したことにより、総売上全体に占める割合が昨年から4.4ポイント上がり、92.7%を占めた。医療機器開発関連業務は、3.4%増の29億円となった。
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