厚生労働省は、5月9日から医薬品リスク管理計画(RMP)の提出に当たって、A4サイズの概要を添付することとし、都道府県担当者に通知した。簡易な概要の添付を求めることで、医療機関でのRMPの活用を推進する。
RMPは、個別の医薬品ごとに重要なリスク等を特定し、それに対応した追加の安全性監視活動、リスク最小化活動を文書化し、市販後安全対策を強化するもので、既に多くの品目のRMPが公開されているが、医療現場からは分かりにくい、使いづらい等の意見も挙がっていた。
そのため、医療機関側から独自にRMPをA4用紙1枚で分かりやすく閲覧できる概要を作成する取り組みが始まり、業界団体の日本製薬工業協会も概要をまとめ、公表していた。
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