瀬尾氏に藍綬褒章
政府は4月29日、「2016年春の褒章」を発令した。主な受章者は次の各氏。
文部科学省関係
◇紫綬褒章
柳沢正史(筑波大学教授、テキサス大学教授、55歳):生理学・神経科学の分野において、生理活性ペプチド「エンドセリン」や神経ペプチド「オレキシン」を発見し、その作用機序を解明すると共に、これらが様々なヒトの疾患と関わっていることを発見し、画期的新薬の創製に貢献した。
清木元治(東京大学名誉教授、67歳):腫瘍学の分野において、癌浸潤・転移のメカニズム解明に取り組み、癌細胞が周辺組織に浸潤する際の鍵となる酵素「膜型マトリックスメタロプロテアーゼM1-MMP」を発見し、これまで未知であった癌細胞の増殖、浸潤、転移の基本的なメカニズムを解明するなどの優れた業績を上げた。
厚生労働省関係
◇藍綬褒章
佐々木宏(68歳):日本衛生材料工業連合会副会長
瀬尾隆(65歳):福岡市薬剤師会会長
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