大阪府薬剤師会は未来を担う若手薬剤師フォーラムを14、15の両日、大阪市内で開いた。志を高くする80人の若手薬剤師は、杉本幸枝氏(大阪府薬理事・キリン堂人事教育部)の「ビジネスマナーとコミュニケーション」、田宮憲一氏(厚生労働省医薬・生活衛生局総務課医薬情報室室長)の「患者のための薬局ビジョンと薬剤師の将来像について」の講演や、「政治は身近にある」のパネルディスカッションに熱心に耳を傾けた。その中で、田宮氏は「健康サポート薬局は2025年までに約1万5000軒の届け出を見込んでいるので、ぜひ登録してほしい」と呼びかけた。
始めに藤垣哲彦会長は、「政治力も含めて、薬剤師・薬局の将来に必要なヒントを何か持って帰っていただきたい」とあいさつした。
講演では、田宮氏がまず、「昨今の医薬分業批判は、決して分業のメリットの普及啓発不足が原因ではない。調剤医療費7.1兆円を投じて、薬剤師が国民が期待しているだけの仕事をしているかがが問われている」と明言。
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