6月16日に第196回研究会 医療・医薬品情報研究会

2016年05月27日 (金)

 書店には、「人工知能は、私たちを滅ぼすのか」、「コンピュータが仕事を奪う」といった物騒なタイトルの本が平積みされています。また、あと10年は人工知能に負けないと言われていた囲碁も、つい最近負けました。さらに、テレビのCMでお馴染のように、人工知能による車の運転が現実化しています。人工知能は、猛スピードで進化していますので、このまま進むと、人工知能やロボットによって、消滅する仕事も出てきます。仕事のやり方や生活の仕方が変わるとともに、当然、診断と治療という医療の世界も、人工知能によって変わっていきます。しかし、これだけ注目を集めている人工知能ですが、その実態はご存知ない方が多いのではないでしょうか。

 [1]人工知能って、何をやっているんだ?[2]人工知能は、どうやって人間より賢くなっているんだ?[3]人工知能によって、ビジネスはどう変わるのか?[4]碁では、どのような方法で人間に勝ったのか、その仕組みは?・・・となると、専門書はあるものの、その分かりやすい解説書はほとんどありません。このため、人工知能という言葉だけが独り歩きし、不安や脅威論が拡散しています。人工知能は、人間の発明のなかでも、最大の発明と言われていますが、人工知能に何ができて、何ができないのか?人工知能が進化しても、人間が勝てる分野は、どこなのか?・・・を知っていれば、人工知能によって変わっていく変化を予測することができます。つい最近、自治医科大学で、日本版のDr向け人工知能のエキスパート・システムが開発されました。日本でも、人工知能によるDrワトソンの幕開けです。

 今回、登壇して頂く海外文献サービスの佐藤氏は、製薬メーカーのコンサルティング業務と共に、自身がデータサイエンティストとして、IBMのWatsonを使った質問応答システムや、人工知能を使った見える化ツールを開発しており、特に医療への人工知能の応用に造詣が深く、難しいとされる人工知能についても、面白く、分かりやすく解説してくれることと思います。

 皆様のご参加をお待ちしています。乞うご期待!!

日時

平成28年6月16日(木)15:00~17:00

会場

薬学ゼミナール「お茶の水教室」(地図参照
東京都千代田区神田駿河台2-1-14 ヒルクレストお茶の水3階

演題

人工知能によって診断と治療がどう変わっていくのか?
~人口知能に仕事を奪われないためのノウハウ~

講師

佐藤 龍太郎氏(海外文献サービス(株)代表取締役)

参加費

会員(無料)、非会員:当日参加(3,000円)、学生:無料


*出欠連絡:(n_mizuno@ivory.plala.or.jp)まで!
*今回は定員設定していません。
 会員の代理参加が出来ますのでご利用ください。
*当日の連絡先:水野(090-1813-7067)

次回のご案内

7月21日(木)15:00~17:00
講師:(株)メディカルグリーン代表取締役:大沢 光司氏
テーマ:「地域包括ケアに貢献する薬剤師・薬局」(仮題)

主催

医療・医薬品情報研究会



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