TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【カルナバイオサイエンス】米社と総額300億円の契約‐CDC7阻害薬を導出

2016年05月31日 (火)

 国内創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンスは27日、米国プロナイ・セラピューティクスに対し、癌適応で開発中のCDC7を標的としたキナーゼ阻害剤「AS-141」の全世界における開発・商業化権を導出したと発表した。契約一時金として、プロナイから90万ドル(約1億円)、開発状況、承認、上市などの進捗に応じて最大2億7000万ドル(約300億円)のマイルストンを受領する。昨年6月にジョンソン・エンド・ジョンソンの米医薬品子会社「ヤンセン・バイオテック」とライセンス契約を締結しており、「AS-141」で自社品では2製品目の導出に成功した。現在、前臨床試験を実施中で、来年下半期にはプロナイが臨床試験を開始する予定だ。

 「AS-141」は、癌増殖に重要なDNA複製や損傷応答にかかわるセリンスレオニンキナーゼの1種であるCDC7を阻害し、癌抑制遺伝子p53非依存的にアポトーシスを誘導して癌細胞だけを死滅させる作用を持つ。副作用が少ない画期的な癌治療薬として期待されている。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。


‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
研修会 セミナー 催し物
薬剤師認定制度認証機構 認証機関の生涯研修会
薬系大学・学部 催し物
薬事日報
薬学生向け情報
Press Release Title List
Press Release Title List:新製品
行政情報リスト
登録販売者試験・日程一覧
購読・購入・登録
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術