
日本医薬品卸売業連合会は26日、都内で第4回通常総会を開催し、事業計画・報告、9委員会・大衆薬卸協議会報告、決議などを了承した。鈴木賢会長は、「ジェネリック薬80%時代には、現在の延長線上の医薬品流通からは変化するのではないかと考える」との認識を示したほか、流改懇の新提言、総合戦略によって、医薬品流通が今後も持続可能で安定的に機能していくための方向が示されたことを受けて、流通改善の進捗状況の検証と適切な対応を図る「新提言等フォローアップタスクフォース」を立ち上げたことを報告した。なお、太田裕史副会長の退任に伴い、スズケン社長の宮田浩美氏が副会長に選任された。
総会では、当面の流通問題の対応について協議が行われ、流通改革の推進、消費税増税に伴う薬価調査(18日の中央社会保険医療協議会での意見陳述)、未妥結減算制度、消費税表示カルテルについて各担当理事から進捗状況などが報告された。
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