アジア薬科大学協会(AASP)の第12回カンファレンスが2~4の3日間、日本薬科大学で開かれた。日本や中国、韓国、東南アジア諸国など10カ国以上の薬学関係者らが参加。2題のシンポジウムでは、日本やフィリピン、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイなど各国の関係者が薬学教育の現状と課題を報告した。

各国から500人以上が参加した
国による医療制度の違いを受け、アジア各国の薬学教育の期間や内容、薬剤師資格制度はそれぞれ異なる。ベトナムやミャンマー、ラオスなど薬剤師の国家資格自体がない国もある。薬学教育や薬剤師資格制度をアジア全体で統一することはできず、国に応じた教育や資格にならざるを得ない中、各国の状況を参加者間で共有した。
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