2016年度の全国の薬科大学・薬学部の入学者数は、入学方式が異なる2大学と非公開の1大学を除く71大学・学部(定員1万2633人)で、1万2608人(定員に対する入学者数割合は99.80%)だった。4年制学科を含めた全体の定員数は、1万2933人で15年度と同様、大学院については岐阜薬科大学が4年制博士課程の定員を2人増やした。本紙調査で明らかになった。なお、東北薬科大学は医学部の開設を踏まえ今年度から東北医科薬科大学と改称、新たなスタートを切った。
今年度の薬科大学・薬学部の入学定員は1万2933人で、15年度に比べて増減はなかった。08年度以降、14年度まで連続して減少してきた定員数は、15年度に数校で4年制学科の新設・増員を背景に初めて前年度を上回ったが、16年度については定員の増減は見られなかった。このうち6年制学科は定員1万1445人、4年制学科は定員1488人だった。
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