厚生労働省は、日本イーライリリーの抗精神病薬「オランザピン」(製品名:ジプレキサ)に重大な副作用として、薬剤性過敏症症候群の副作用が報告されたことから、添付文書の「使用上の注意」を改めるよう製造販売業者に指示した。
オランザピンについては、使用上の注意の「重大な副作用」の項に「薬剤性過敏症症候群」を追記し、初期症状として発熱が見られ、さらに肝機能障害やリンパ節腫脹などが現れることがあるため、十分な観察を行い、異常時には投与を中止し、適切な処置を行うよう注意喚起した。
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