化学及血清療法研究所(化血研)は14日、熊本地震による被災で生産を停止していた乾燥抗破傷風人免疫グロブリンなど3品目4製品の血漿分画製剤について、今月末までに生産設備を復旧する見通しを薬事・食品衛生審議会血液事業部会運営委員会に示した。
被災により生産を停止していた乾燥抗破傷風人免疫グロブリン(製品名:テタノセーラ筋注用250単位)と抗HBs人免疫グロブリン(製品名:ヘパトセーラ筋注200単位/1mL、同筋注1000単位/5mL)については、今月中旬に生産設備を復旧させると報告。供給について調整中とした。また、乾燥濃縮人活性化プロテインC(製品名:注射用アナクトC2500単位)は今月下旬に復旧する見通しで、被災前に生産した製品の供給も行っているとした。
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