◆今年もまたノーベル賞の時期がやってきた。10月3日の医学・生理学賞から順次、各賞が発表される。その有力候補に癌免疫治療剤「ニボルマブ」の開発の足がかりを築いた本庶佑氏(京大客員教授)の名前が挙がっている
◆米情報サービス企業のトムソン・ロイターがノーベル賞予測として位置づけられる「トムソン・ロイター引用栄誉賞」に本庶氏を選出した。PD-1とその経路の解明により、癌免疫療法の発展に貢献した功績が評価された形だ。昨年の大村智氏(北里大特別栄誉教授)に続く日本人の受賞に期待が高まる
◆今年で15回目となるトムソン・ロイター引用栄誉賞は、これまでの受賞者39人が実際にノーベル賞を受賞。今年は本庶氏だけでなく、癌治療領域でEPR効果を発見した功績から前田浩氏(熊本大名誉教授)ら2人の日本人も選出されている
◆ちなみに英国のブックメーカー(賭け屋)によると、ノーベル文学賞の最有力候補は村上春樹氏とのこと。例年候補に挙がることに本人は「迷惑」としているが、今年はいかに。
今年のノーベル賞はいかに
2016年09月28日 (水)
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