
第4回東京都緩和医療研究会学術集会が2日、東京清瀬市の明治薬科大学で開催され、シンポジウムでは、清瀬市などの「北多摩北部保健医療圏」における緩和医療の現状と課題が話し合われた。薬剤師や医師、看護師のそれぞれの視点から意見が述べられ、緩和ケアに関連した処方箋が一部の薬局に偏っていることや介護人材の不足など、現場から見た問題点や今後の対策が指摘された。
明治薬科大学附属薬局管理薬剤師の中島正登氏は、「高齢化の進行と癌患者の増加により、地域緩和医療において保険薬局が担う役割が増えている」とした上で、清瀬市などを含む西武薬剤師会214薬局を対象に行った調査の結果を示した。
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