日本医療研究開発機構(AMED)=脳科学研究戦略推進プログラムBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)技術成果報告会「社会に貢献する脳科学―BMI技術の基礎と応用」を11月10日、東京一ツ橋の学術総合センターで開催する。同プログラムでは、脳内情報を解読、制御することにより、脳機能や身体機能の回復・補完を可能とするBMIの開発を2008年度から開始し、これまで実効性の高いBMIリハビリテーションシステムの構築、運動・コミュニケーション機能代替BMIの臨床応用など、最新の研究成果が報告されると共に、BMI技術の実用化に向けた展望が行われる。参加費は無料。プログラムは次の通り。
BMI技術による脳卒中リハビリテーションの革新―里宇明元(慶應義塾大学)、埋込型BMIを用いた運動・意思伝達支援技術の研究開発―吉峰俊樹(大阪大学)、バイオマーカーとニューロフィードバック―川人光男(国際電気通信基礎技術研究所)、rTMSの作用機序解明および臨床利用における刺激条件最適化に向けて―筒井健一郎(東北大学)、バイオロジーとの融合によってもたらされる革新的なBMI技術―関和彦(国立精神・神経医療研究センター)
参加申し込みについては、ホームページ上の参加申し込みフォームから申し込む。定員は先着500人。
問い合わせは、AMED戦略推進部脳と心の研究課[E-mail:brain@amed.go.jp TEL03-6870-2222]まで。