12月に大阪、東京で「バーチャル産学連携セミナー~アカデミア研究成果の読み取り(用途可能性・知財化)から特許調査、コスト計算等まで~」開催

2016年11月04日 (金)

産学連携は企業の研究開発の一形態です。以前と比較して産学連携は深化していると思いますが、一番重要なことは企業の研究開発と大学の研究との目的や知的財産に対する考え方等々の違いを理解することです。

無理して産学連携をする必要はありませんが、大学の知財をサイエンティフィック・アイで見ることができれば、知財化前に大学との共同研究の方が、知財化後の共同研究より、自社の経営資源と合わせた新しい研究開発テーマを企業が望む研究テーマの提案、共同研究ができるはずです。

然しながら現状では既に知財化したものを何とか使えないかと検討していますので知財化されたものを具体的にどのように開発するかについて、グループワークで具体的にどこかの大学知財を利用してグループワークで議論しながら作成して頂き、バーチャル産学連携を体感して頂きます。

大阪

日時:平成28年12月9日(金)午後1時~午後5時
場所:大阪大学 中之島センター 608号室
   (http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
定員:16名(4名以上で遂行/定員になり次第締め切り)
参加費:5000円/一人(大学院生、学生は半額)

東京

日時:平成28年12月19日(月)午後1時~午後5時
場所:銀座ブロッサム ローズ(http://ginza-blossom.jp/access/
定員:24名(定員になり次第締め切り)
参加費:5000円/一人(大学院生、学生は半額)

対象

企業研究開発部門・産学連携実務者・アカデミア研究者・学生・院生向け

講師

講師:前田 裕司:千寿知財企画 代表

日本ライセンス協会 産官学連携活用ワーキンググループ・リーダー
元 大阪大学・FIRST審良プロジェクト知財戦略コーディネーター(特任教授))
元 山形大学・大学連携推進室、知財コーディネータ(教授)
元 広島大学 産学連携推進センター、知的財産部門、知的財産マネジャー
元 呉羽化学工業(現クレハ)研究開発部門(30年)、知財部門(8年)

セミナーの概要

【講義】13:00~14:00 産学連携の基本

1)イノベーション(日本では技術革新と訳してしまった)を勘違いしていないか?
2)企業研究者とアカデミア研究者との違い(アカデミア研究成果の知財と企業知財の違い)
3)企業研究の進め方と産学連携の違い(研究開発のステージアップごとの投資費用対効果の判断)
4)シーズから研究開発とニーズからの研究開発(研究テーマ探し方、IoT等?)
5)産学連携の方法(社内ベンチャー、中小企業との連携)
6)コスト計算(固定費、比例比、減価償却(損益分岐線/儲かる・儲からない判断)
7)市場可能性(用途)調査
8)先行特許技術調査方法(特許情報プラットフォーム)

【グループワーク1】14:00~17:00

1)4人づつのグループに分かれて議事進行係、記録係、発表係、タイムキーパー等役割を決める
2)予め自分が選んだ技術(大学知財)について各自が、何故それを選んだかについて説明
3)用途、投資費用対効果等の観点から一つのテーマに決定する
4)決定したテーマについて先行技術調査を行う
5)製品(又はサービス提供)のコスト計算⇒損益分岐線の作成
6)市場との比較で儲かるストーリーのための目標製品価格、目標販売数量の算出
7)グループごとの発表、議論
(なお、議論するテーマは参加者から持ち寄り、ない場合には事務局が用意します)

参加申し込み&お問い合わせ

申込期限:2016年12月5日(大阪)、16日(東京)
※定員になり次第締め切り
お名前、ご所属(専門分野も)、連絡先(e-mail、FAX)、ご質問・要望事項

●Webから:http://senjipp.wix.com/yujimaeda#!form/cs4c(千寿知財企画のHPから)
●Faxから:04-7148-1400(千寿知財企画)
●e-mailから:maedy023@vivid.ocn.ne.jp

主催

千寿知財企画



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