◆また新たなC型肝炎治療薬が上市された。製薬会社各社から画期的新薬が登場することで、C型肝炎の撲滅がもはや夢ではなくなったとされている。だが、油断してはならないのが、C型肝炎から発展する肝癌の存在だ
◆薬物治療でたとえHCVを100%排除できても、数年後に肝癌を発症する場合もある。ウイルス排除に成功したからもう大丈夫だろうと診療に行くのをやめ、後々になって大変なことになってしまった事例もあったとのこと。原因は分からないが、ウイルス除去時に検知されないぐらいの小さな癌が既に発生していたことなどが考えられるらしい
◆一方で最近の傾向として、肝炎ウイルスに感染していない肝癌が増えてきている。特に50~80歳の肝癌の発生頻度がここ20年で約8倍に増加したとのことだ
◆その原因は「お酒の飲み過ぎ」、これに尽きる。今年も早いもので忘年会シーズンに差し掛かる。幹事の方々はもうお店の確保は済んだであろうか。至るところで肝臓の悲鳴が聞こえてきそうだが、くれぐれも飲み過ぎにご注意を。
飲み過ぎにご注意を
2016年11月25日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿