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「患者さんのために」

2016年11月28日 (月)

◆取材活動の一環として薬局や病院で働く薬剤師に話を聞く機会は多い。どの薬剤師も優れた仕事を実践しているが、その中でも「自分が患者になった時に、この人が身近な医療者として対応してくれたらいいのにな」と思える薬剤師に出会うことがある
◆それは「患者さんのために」を行動原理の核に据えている薬剤師だ。「最適な医療を提供してくれるのではないか」という期待と安心感を抱かせる。もちろん、ほぼ全ての薬剤師には患者を思う気持ちはあるのだろうが、その程度には個人差があると思う
◆とことん寄り添う気持ちがあるからこそ、少しでも患者が良くなるように、わずかでも疑問点があれば徹底的に調べて対応する。当初は気持ちだけが先行していても、それを繰り返すうちに知識やスキルが身についてくるのではないか
◆目の前に苦しむ人がいれば助けたくなるのが人の摂理。出会った薬剤師がそうだったように患者のために行動する医療人のマインドは、臨床現場で患者に接する機会が多ければ多いほど養われるのかもしれない。



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