日本薬剤師会の山本信夫会長は17日の定例会見で、高額な抗癌剤「オプジーボ」の薬価を緊急的に50%引き下げることを16日の中央社会保険医療協議会が了承したことについて言及。今後は「きちんとしたルール作りをすべき」との考えを示した。
山本氏は、今回の薬価引き下げについて、「薬剤師の視点」では、過去の高脂血症治療薬「メバロチン」のように「日本発で効果のある良い医薬品が世に出たことは良いこと」と評価する一方で、革新的な医薬品の薬価が大幅に引き下げられるようになったことについては、「何となく悲しい気がする」との心情を吐露した。
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