ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカルカンパニーは今月から、不整脈の診断と治療を一度に行うことができる「CARTO XP」を発売した。価格は6000万円(税別)
同製品は、カテーテルを活用した心臓の電位情報、心電図記録装置やX線画像から取得した病変部位の画像と、CTスキャンやMRIから取得した解剖学的情報が描写された画像を重ね合わせることで、病変部位を正確に把握し、診断することができる。
さらに、不整脈根治療法の一つである心筋焼灼術を行う場合、画像診断用のカテーテルと治療用のカテーテルを交換する必要があったが、同製品は、専用の高周波発生装置とカテーテルを組み合わせることで、カテーテルを交換せずに治療を行うことができる。
同社は、代理店を通じ、医療機関に販売していく。