薬学教育6年制に伴う薬剤師養成のあり方などをめぐって関係者が意見を交わす「新薬剤師養成問題懇談会」(新6者懇)は12月20日、2019年からスタートする新しいモデル・コアカリキュラムに則した実務実習の受け入れ体制などについて議論した。
この日の会議で日本薬剤師会は、昨年11月にまとめた「6年制薬局実習の受け入れ薬局に対する基本的な考え方」について説明。
新コアカリで、癌や高血圧、糖尿病、心疾患、精神神経疾患などの代表的8疾患について、実習生に広く学ぶよう求めていることを踏まえ、受け入れ薬局の要件として、新たに「代表的疾患に関する症例を実習で学べる体制の整備」を加えたことや、実習期ごとの受け入れ学生数を「1薬局2人まで」としたことなどを報告した。
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