平成28年度厚生労働省薬剤師生涯教育推進事業の一環として、2月19日午前10時より、神奈川県大和市の大和市学校薬剤師検査室で「臨床検査値記載処方せんに基づく薬物療法」を主題に研修会が開催される。既に臨床検査値入り処方せんを実施している医療機関より講師を招き疑義照会による処方変更などの実態紹介、その地域薬剤師会の薬局薬剤師による経緯・実態の紹介がされる。また事例を元に臨床検査値に基づいた検討と適切な薬物治療への考察などをワークショップ形式のトレーニングなど予定されている。参加費は無料、参加人数は30名まで。薬局勤務歴5年以上の薬剤師が対象。申し込み・問合せ先は大和綾瀬薬剤師会(メールのみ受付/yamatoayaseyaku@kkh.biglobe.ne.jp)まで。希望者記載事項は[1]所属[2]勤務年数[3]連絡先。なお、参加可能者には後日メールにて講座参加可能などのお知らせメールが配信される。
当日の概要は次の通り。
○臨床検査値記載院外処方せんについて(仮):徳丸隼平(横浜市立大学総合医療センター病院薬剤部)
○臨床検査値をどのように薬局薬剤師が応用しているのか(仮):大村正克(横浜市南区薬剤師会理事)
○栄養が及ぼす臨床検査値(ワークショップ形式):渡邊幸一(大和桜ヶ丘駅前薬局)
○臨床検査値に基づいた管理栄養士による栄養指導実例内容:田中和美(大和市健康づくり推進課地域保健活動担当・管理栄養士)
○臨床検査値に基づいた薬剤管理の実例検討:川畑千里(雙葉薬局)