2016年度厚生労働省薬剤師生涯教育推進事業=神奈川県の大和綾瀬薬剤師会は同事業の一環として19日、大和市の市学校薬剤師検査室で研修会「臨床検査値記載処方箋に基づく薬物療法」を開催する。
既に臨床検査値入り処方箋を実施している医療機関から講師を招き疑義照会による処方変更などの実態紹介、その地域薬剤師会の薬局薬剤師により経緯・実態を紹介していく。また、事例をもとに臨床検査値に基づいた検討と適切な薬物治療への考察など、ワークショップ形式のトレーニングなども予定している。
主な内容としては、▽臨床検査値記載院外処方箋について(仮)=徳丸隼平(横浜市立大学総合医療センター病院薬剤部)▽臨床検査値をどのように薬局薬剤師が応用しているのか(仮)=大村正克(横浜市南区薬剤師会理事)▽栄養が及ぼす臨床検査値(ワークショップ形式)=渡邊幸一(大和桜ヶ丘駅前薬局)▽臨床検査値に基づいた管理栄養士による栄養指導実例内容=田中和美(大和市健康づくり推進課地域保健活動担当・管理栄養士)▽臨床検査値に基づいた薬剤管理の実例検討=川畑千里(雙葉薬局)――など。
問い合わせは先は、同薬剤師会(メールのみ受け付け:yamatoayaseyaku@kkh.biglobe.ne.jp)