日本医療機能評価機構は、添付文書上は手術前4週以内の患者に「禁忌」と記載がある経口避妊剤を中止しなかったため、手術が延期になった事例を17日付の「医療安全情報」で紹介し、関係者に注意喚起した。
添付文書上、手術時に「禁忌」と記載があることや患者がその薬を内服していることを医療者が把握しておらず、手術が延期になった事例は2件。具体的に見ると、半年前に外来で初診を担当した医師は、患者が低用量ピル「アンジュ錠」を内服していることを問診票で確認していたが、担当を交代した別の医師へ伝えていなかった。
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