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高齢者への抗癌剤治療の是非

2017年5月8日 (月)

◆高齢者に対する抗癌剤治療の是非が話題に上っている。国立がん研究センターの調査では、全体として科学的エビデンスは得られなかったとされたが、75歳以上の肺癌患者については抗癌剤治療をしても生存日数に差はないとの結果が示された
◆医療費が膨張し続ける中、高額薬剤の問題でも「効果の見込めない患者には使わない」との提案も出て「命の選別をするのか」と反対論とのせめぎ合いもあった。確かに最近は、高齢者の定義も見直しが提言されている時代で、治療に一定の線引きをすることの難しさはある
◆しかし一方で、日本でも「賢い選択」キャンペーンが始まるなど、なるべく科学的根拠のない医療は行わないよう促す運動も動き出しており、高齢者の抗癌剤治療のエビデンスを求める取り組みはあっていい
◆家族感情としては年齢だけで命を決められてはたまらない。それでもない袖は振れないのも現実。結論はともかく、社会的な反発を覚悟の上で、慎重ながらも正面から国民的な議論に発展させていく意味はあるのかもしれない。




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