アッヴィ合同会社は、国内申請している全ジェノタイプ(GT)のC型肝炎ウイルス(HCV)に対するC型肝炎治療薬「グレカプレビル水和物」と「ピブレンタスビル」の併用療法(G/P)について、日本人HCV患者を対象とした第III相試験で、GT1~3型で高いウイルス学的著効を達成したとするデータを第53回日本肝臓学会総会で発表した。
同試験では、8週間のG/P投与により、重度の腎機能障害を持ち、代償性肝硬変を有しないGT1.2型の直接作用型抗ウイルス薬(DAA)未治療HCV患者10人で、全員が投与終了12週後のウイルス学的著効(SVR12)を達成した。
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