検連協が報告
自己穿刺により採取した僅かな血液をもとに、糖尿病や脂質異常症、高血圧といった生活習慣病に関係のある項目を検査できるスペース「検体測定室」。国のセルフメディケーション推進の流れもあり、薬局等を中心に開設する店舗が増えている。この検体測定室での検体測定を推進するため、専門家を交えた正しい情報提供を行ってきた「検体測定室連携協議会」(略称「検連協」、矢作直也座長・筑波大学准教授)によると、このほど全国の検体測定室数が1500カ所を超えたという。
同協議会は、「検体測定室の活用により、生活者のヘルス・リテラシー向上と適切な受診勧奨による疾病の早期発見、重症化予防につながり、健康寿命延伸を実現する一助となることが期待される」として、検体測定室(ゆびさきセルフ測定室)開設店舗間の情報共有やガイドライン遵守など、有識者および実践者で連携して協議し、情報発信を行うことを目的に、2015年5月に発足した。
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