アステラス製薬は4日、4月からグローバル経営体制を強化することとし、米イリノイ州にグローバル開発の本社機能を持つ新会社「アステラス・ファーマ・グローバル・デベロップメント」を設立すると発表した。
同社は2008年3月期決算で、海外売上高比率が50%を超えると予想されている。こうした状況から、グローバル医薬品市場での一層の競争力強化を図っていく考えであり、迅速で的確な意思決定を可能とするグローバルマネジメント体制の構築を目指す。
このため、グローバルビジネスの重要案件に関して意思決定を行う「グローバル経営会議」を設置する。さらにグローバル経営体制への移行に伴い、激化している研究開発の競争力を強化するため、グローバル開発の本社機能を持つ新会社を設立するもの。
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