薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は8日、メルクセローノの国内初となるメルケル細胞癌治療薬「バベンチオ点滴静注」、アッヴィ合同のC型肝炎治療薬「マヴィレット配合錠」、サンドの「リツキシマブ」のバイオ後続品、小野薬品の癌免疫療法薬「オプジーボ」の胃癌への適応拡大など11件の承認と一部変更承認申請を審議し、了承した。審議品目は次の通り。
▽シダキュアスギ花粉舌下錠2000JAU、同スギ花粉舌下錠5000JAU(鳥居薬品):スギ花粉症の抗原に感作された患者に原因抗原を投与することにより、原因抗原に対するアレルギー症状の発現を抑制する減感作療法に用いる。
2014年に承認された同社の「シダトレンスギ花粉舌下液」に比べ、1回当たりの投与成分量が多く、室温保存が可能などの特徴がある。
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