
クラシエ薬品は、国産豚プラセンタエキス純末に、美容サポート素材を配合したドリンク「プラセンダイヤ」(清涼飲料水)を薬局・薬店、ドラッグストア向けに新発売すると共に、プラセンタエキス含有の医療機関向け専売品「ボンプラセンタ」のエキス純末配合量を増量し、「プラセンタボンリッチ」(清涼飲料水)としてリニューアル発売した。
プラセンタは、紫河車(しかしゃ)という名で、美容や健康のために珍重され、漢方薬として使われてきた歴史がある。クラシエ薬品が使用しているプラセンタは、国産の豚由来プラセンタエキス純末のみにこだわっている。衛生面に配慮した農場で飼育・管理し、農場による原料証明書が発行された健康な豚の胎盤だけを使用している。
薬系向けに新発売した「プラセンダイヤ」は“和漢プラセンタ”という新しいコンセプトにより開発した美容ドリンク。必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富な美容成分の「プラセンタ」に、蛋白質、カルシウム、鉄分、ビタミンB群、食物繊維などが豊富な「ハトムギ」、スーパーフルーツとして注目の「クコの実」を配合した。
飲みやすいピンクグレープフルーツ味で、1本(10mL)当たり1.6kcalと低カロリー。摂取の目安は1日1本。容器もコンパクトで携帯しやすい少量ミニボトルで、税別希望小売価格は10本3400円。
同社では「プラセンダイヤ」の販売前にモニタリング調査(300人)を行ったところ、「良い」と総合評価をした人は82%、「和漢プラセンタ」に魅力を感じる人が89%、原材料の国産豚プラセンタエキス純末に魅力を感じる人が80%という高い支持を得たという。今までプラセンタの品質や味が気になっていた人にも、これまでにないプラセンタ飲料として利用を勧めていく考え。
医療機関向けはエキス純末増量

一方、医療機関向けにはこれまで約2年間にわたり、プラセンタ含有食品「ボンプラセンタ」を発売してきたが、今回新たに「プラセンタボンリッチ」としてリニューアルした。従来品に対して、豚プラセンタエキス純末を40mg増量し、1本(10mL)中に400mgという、よりリッチな配合となった。飲みやすいピーチ味で、税別希望小売価格は10mL×30本入り1万5000円で、味も価格も変わらず中身が増量となっている。
なお、医療機関専売品の「プラセンタボンリッチ」については、これまでと同様、日本健康・栄養食品協会が認定する「JHFAマーク」取得プラセンタ食品となっている。