関連検索: 中外製薬 アクテムラ 国内初 抗体医薬 関節リウマチ
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中外製薬による国内初の抗体医薬である関節リウマチ治療薬「アクテムラ」の薬理メカニズムを顕微鏡撮影やCGで表現した映像が、「科学技術映像祭」主催者賞の医学部門に選ばれた。
映像祭は、日本科学技術振興財団など4団体により運営され、科学技術に関する優れた映像が選ばれる。
関節リウマチは免疫細胞が自らの組織を攻撃する自己免疫疾患。過剰なインターロイキン6(IL6)の働きが骨破壊を引き起こすが、映像ではこの様子と、アクテムラによる破壊抑制効果を実証的に捉えた。
中外製薬は受賞に際し「抗体医薬の作用機序と効果を細胞レベルや生体内で目に見える形にすることによって、この治療薬の役割に説得性を持たせることができた」とコメントしている。
4月17、18の両日、東京・北の丸公園の科学技術館サイエンスホールで受賞全作品が上映される。
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