次回連絡会議で対応確認
薬学教育6年制に伴う薬剤師養成のあり方などをめぐって関係者が意見を交わす「新薬剤師養成問題懇談会」(新6者懇)は25日、実務実習の評価のあり方について議論した。既に文部科学省の「薬学実務実習に関する連絡会議」では、コアカリに準拠した実務実習の成果を評価する際に用いる、概略評価表(例示)を作成。それをもとに、日本薬剤師会では、「薬局薬剤師のための薬学生実務実習の手引き 改訂版(仮称)」、日本病院薬剤師会では、「改訂モデル・コアカリキュラムに準拠した病院実務実習の評価」の作成をそれぞれ進めているが、日薬は、複数の評価表が存在することで、「整合性がとれなくなる」と指摘。来月下旬に予定されている文部科学省の「薬学実務実習に関する連絡会議」で、それぞれの評価表をどう取り扱うか確認することとなった。
連絡会議が作成した概略評価表(例示)をもとに、日薬と日病薬では概略評価表の作成をそれぞれ進めているが、それは、調剤を例に挙げても、薬局と病院で業務内容が異なるためだ。
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