日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部=合同学術大会2017「地域包括ケア時代に応える薬学―創薬からチーム医療まで」を26日午前9時20分から、三重県鈴鹿市の鈴鹿医療科学大学白子キャンパスで開く。
学術大会では、特別講演として池田智明氏(三重大学)の「胎児発育不全および妊娠高血圧症候群に対するPDE5阻害薬タダラフィルの効果に関する検討」、森和彦氏(厚生労働省)の「医療イノベーションに貢献する薬剤師への期待」の2題を、FD講演として鈴木匡氏(名古屋市立大学)の「より有意義で効果的な薬学実務実習を目指して―10年後20年度を支える薬剤師の育成を考える」を予定している。
シンポジウムは、▽地域包括ケアシステムと薬剤師:病院から在宅へシームレスな医療の中で病院薬剤師は何をすべきか▽がん患者における感染症治療へのアプローチ:感染制御認定・専門薬剤師の立場から▽精神科領域とがん領域の融和を目指して:がん患者への精神的ケアを考える▽創薬・育薬に挑む薬剤師・研究者――の四つを企画している。
大会事務局は三重県病院薬剤師会(TEL059-231-5180、FAX同232-1201)