◆各都道府県薬剤師会で役員改選シーズンを迎えている。先週の土曜日に選挙が行われた東京都では、わずか6票の差で現職が敗れ、新会長が誕生した。この時の代議員会では、現職理事による選挙活動のあり方について緊急動議が提出され、一時、場内がざわめくシーンもあった
◆動議は、理事が支部長会後などに代議員を招集し、選挙活動をするのはいかがなものかというもの。結局、選挙管理委員会を新たに設けることで議論は落着した。役員による選挙運動の是非はともかくとして、選挙に絡んでは何かと悶着が起こりがちだ
◆日本病院薬剤師会では先の代議員会で異例の副会長選挙が行われた。定数3人のところ4人の候補者があったが、1人の候補者を除き、推薦者が全員同じであったり、一方の候補者が他の候補者の推薦人となったりなどしたことが、「透明性を欠く」と指摘を受けた
◆全ての行為が悪意から出たもとは限らないが、役員選挙は組織の将来を左右する重要なものだ。分かりやすく公平な規定を定めた上で、後に禍根を残さない公明正大な運用を望みたい。
選挙はクリーンに
2008年03月26日 (水)
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