【新製品】CDI再発抑制薬「ジーンプラバ点滴静注」発売 MSD

2017年12月20日 (水)

 MSDは、クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)の再発抑制薬「ジーンプラバ点滴静注625mg」(一般名:ベズロトクスマブ)を新発売した。

 ジーンプラバは、クロストリジウム・ディフィシルから産生されるトキシンBに高親和性に結合し、トキシンBを中和するヒトモノクローナル抗体。細胞傷害作用を持つトキシンBを中和することで、腸管壁の傷害を抑え、抗菌薬治療期間中に単回投与することでCDIの再発を抑制する。

 CDIは、下痢や発熱、腹痛などの症状が表れ、偽膜性大腸炎や巨大結腸症を引き起こし、場合によっては致死的な重症に至る疾患。海外の報告によると、CDIを発症した患者のうち約25%が再発し、そのうち45~65%が2回目以降の再発を繰り返すといわれている。

 用法・用量は、通常、成人にはベズロトクスマブとして、10mg/kgを60分かけて単回点滴静注する。



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