日本薬剤師会は、昨年11月に開催された厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」の検討結果に対して意見を提出した。片頭痛薬「リザトリプタン安息香酸塩」など5成分について、リスク区分が要指導医薬品にとどまるようにするなどの要件を満たせばスイッチOTC化は適当との見解を示した。
日薬は、偏頭痛を効能・効果とする「リザトリプタン安息香酸塩」など5成分について、医薬品販売制度を見直し、スイッチ化した製品のリスク区分が「要指導医薬品にとどまるような制度を構築すべき」とした上で、「過去に医師から片頭痛の診断を受けたことのある人を対象とする」ことや、効能・効果を「片頭痛の再発時に限定」するなどの対応が必要とした。
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