奈良県は8日、2017年度の薬事審議会を開き、薬事業務概要報告のほか▽患者のための薬局ビジョン推進事業▽県内で発見されたC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品への対応▽漢方のメッカ推進プロジェクト――などの議題について審議した。
ハーボニーの偽造品に関しては、患者に交付した薬局と運営企業に対し発出した改善命令に対して、実地で確認したことを報告した。
管理者変更のほか、従来、薬局の許可範囲で行っていた分譲業務について新たに卸売販売業の許可を取得し、薬局とは別の管理者を設置し責任体制を明確化。また、商品管理も納入業者やロット番号を新たに管理するシステムの導入や仕入れ保管分譲、配送等について手順書を作成し、それに基づく業務が実施されている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。