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湧永製薬は、肥満関連遺伝子に着目した遺伝子検査サービスを開始する。検査キット「Wak-Navi・肥満関連遺伝子検査キット」を1日から、全国の薬局・薬店で発売した。
検査サービスでは、三つの肥満遺伝子(β‐3アドレナリン受容体遺伝子、脱共役タンパク質1遺伝子、β‐2アドレナリン受容体遺伝子)を調べ、[1]「標準型」[2]お腹周りに脂肪がつきやすくなる「りんご型」[3]下半身に脂肪がつきやすくなる「洋なし型」[4]ほっそりとした体型になりやすい「バナナ型」――のどのタイプに当たるかを判定する。
薬局など取り扱い店でキットを購入した客が、店頭で検体(ほおの内側の粘膜)を採取し、取り扱い店が湧永へ送付。約2週間後、検査結果と判定された遺伝子型に応じた生活習慣のアドバイスを、取り扱い店から封かんした状態で受け取れる仕組み。客の希望により、取り扱い店から健康アドバイスも受けられる。価格は1検査分8000円。
【5月に通販タイプも】
また、5月12日からは同社ホームページ「Wak-Naviブランドサイト」(http://www.wak-navi.jp)で通信販売も開始する。通販タイプは検査から検体送付まで、購入者自身で完結する。価格は送料込みで9500円。